中国でのお墓参りの儀式と流れ

中国国旗

中国での一般的なお墓参りは、意外な程にぎやかな儀式になる。

遺体を焼却して、その灰を墓に埋めているのは日本とだいたい同じなのだが、その後が
日本に比べると随分違う。
お供え物をするときも、食べ物と一緒に大量の黄色い紙を備える。
これは、霊界でお金として使えると言われており、専用の紙がよくお店などに売られて
いる。さらには、竹と紙で作った、棚やテレビ、タンスなどに似せた作り物を一緒に
備える。これも霊界で、豪華な家具を使ってもらうためだと言う。
あとは、生前に使っていた衣服や、持ち物、少しのお金などを一箇所に備えたら、
なんとこれらをすべて盛大に燃やす。

燃やす事で灰となり、霊界へ送る事ができると伝えられているのだ。
一緒に備えた大量の黄色い紙がよく燃える素材で作られているため、尋常じゃないくらい
盛大に燃えてしまう。
大抵の場合は、お墓の周りには何もない状態なので、日が燃え移って家事になるような
事はないのだそうだが、ちょっと驚きを隠せない光景だ。

さらには、燃え尽きたのを確認してから、今度は打ち上げ花火のようなものを何十発も
打ち上げる。
かなり、大きめの音が出るのだが、これを打ち上げる事により霊界へ合図を送るという。
さらには、周辺の住民にも合図を出して、お墓を見守ってもらうようにしているようだ。
この打ち上げ花火のあとは、さらに数百個の爆竹が蛇の用ように長く連なっていて、最初の
一個が破裂すると次々と連続して破裂し始める。

ここまで、何度も大きな音が破裂し続けるので、初めてお墓参りに参加したら、
驚きの連続だろう。
こんなに、にぎやかなお墓参りは、日本では絶対あり得ない。

そして、最後にお墓の前でお祈りをして終了となる。
中国の場合は、親戚が多く、こういった行事の場合はほとんどの親戚が顔を出すのが恒例で
お墓参りの後は、みんなで賑やかに宴会をするのが定例となっている。



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