中国での銀行口座開設の方法と必要書類

中国国旗

 中国に住むなら、やはり中国の銀行に口座を作りたいものです。どうせ作るなら、地元の銀行よりは全国展開をしている大手銀行(中国銀行、建設銀行、工商銀行、交通銀行など)のほうが何かと便利です。勤め先によっては既に作ってくれている場合もありますが、そうでないとき、また、別にもう一つ作りたいときは、どうやって作ればよいでしょうか。

 銀行口座を作る場合、条件があります。それは「長期滞在ビザ」があることです。各種短期滞在ビザでは作ることができません。
 長期滞在ビザをもっていれば、手続きは簡単です。パスポートを持って銀行へ行きましょう。中国語が話せなくても「開帳」と紙に書いて見せれば大丈夫です。申請書類をもらったら、必要事項(パスポートと同じ名前、性別、生年月日、電話番号、住所など)を記入し、係員に渡します。条件さえ整っていれば、銀行口座を作るのは比較的容易にできます。理由は、ほとんど日本と同じ手続きであり、中国語を話す事があまり無いからです。銀行はいくつかありますが、手続きはほぼ一緒で、新規口座開設用の用紙に必要事項を記入して、パスポートと一緒に窓口へ渡せば、あとはすべてやってくれます。開設時に、いくらでもいいので少しお金を入れる必要があるのは日本と同じです。

 中国では、通帳かキャッシュカードのどちらかしか選べないので、キャッシュカードを選びましょう。手続きには銀行にもよりますが、口座開設費で5元、口座管理費で10元(これは毎年口座から引かれます)かかります。手続きが終わると、その場でキャッシュカードと申請書類の控などが渡され、これですべて終了です。流れ自体は、日本と特に変わりはありません。

 大都市では、銀行員も外国人慣れしているので、少なくとも英語が話せる人が多く、手続きは早くて10分くらいで終わります。ところが、都市郊外や田舎では、滅多にない仕事なので、最低でも1時間はかかります。そちらにお住まいなら、時間の余裕を持って銀行へ行くことをお勧めします。

唯一日本との大きな違いが、「印鑑」がないという点です。日本で「通帳」と「印鑑」と言えば、金庫に入れるくらい重要な要素だが、中国では「印鑑」の代わりに「サイン」となります。理由は、手書きのサインを真似るよりも簡単に印鑑の複製を作れてしまうからというから驚きですね。

なので、基本的にパスポートがあれば大抵問題なく口座が作れます。中国では、通帳とカードがその日に発行されて使えるようになり、どちらも日本とまったく同じ使い方ができます。

ただ、ひとつ忘れてはならない事があります。日本のサービス業は世界一であるという事。日本と同じ感覚で銀行に行くと、イライラしてけんかになるかもしれません。それくらいサービスはひどいです。そもそも、中国のサービスはまるで友達感覚の付き合いです。
店員に「受付はどこですか?」と聞いたら「私は知らないからあの人に聞いたら?」とか「あっちへ行ってみたら?」などと返されてしまう。

さらに役所関係のサービスは、群を抜いて態度が悪い。
日本のイメージを完全に捨て去っておいたほうが、銀行口座開設のときにイライラしなくて済むと思います。



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