「教師節(ジャオシージエ、教師の日)」9月10日

 中国では9月10日は「教師節(ジャオシージエ、教師の日)」です。日本人には聞きなれない行事ですが、中国では毎年、先生に対して感謝の気持ちを表す日という、ある意味大事な日でもあります。

 中国では子供(特に幼稚園、小学校低学年)の通学に親が付き添っていることが普通ですが、この日は中高学年の小学生にも付き添っていることが多いです。しかも、手に何かしらの袋を提げています。そして、幼稚園や学校周辺では、ラッピングペーパーを巻いた一輪の花を売る人がたくさんいます。ここで、親たちは花を買い、子供に持たせます。

 中国の学校は9月から新学期が始まります。ですから、クラスによっては、先生は去年と違う新しい先生になっています。その先生に対し「これから、うちの息子or娘をよろしくお願いします」という挨拶を兼ねた日でもあるわけです。去年と同じ先生であっても「また今年も、うちの息子or娘をよろしくお願いします」となりますね。

 中国での「よろしく」とは、はっきりとは言えませんが、日本のそれとは少し違う気がします。例えば、中国ではクラスでの「学級委員」などは、子供の将来にとって、立派な経歴になります。後々の書類にも必ず記載されるのです。その学級委員などを決めるのは先生です。ですから、親は手に何かを提げているのですね。最近では、学校側はこの「何か」を受け取るのは禁止としているところもあるようですが、そこは、まあ、あって無きかの規則のようです。

 どろっとしたことだけでなく、実際、生徒たちが自分で一所懸命書いたカードなどを渡すこともあり、ほのぼのとした一面ももちろんあります。これが本来の「教師節」ですね。このようなカードをもらった先生は、何よりも一番嬉しく感じるのではないでしょうか。



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