フランスの小学校

フランスの小学校は公立校と私立校の2種類があります。子供が6歳になる年の9月が入学時期です。
学年分けは日本とは違って1月1日生まれから12月31日生まれまでが1学年として分けられます。
よって6歳になっていなくとも小学校へ入学する事になる子供も居ます。

1クラスの人数は大体25人から30人です。私立校では人数制限がある為定員オ-バ-になる場合は入学を拒否されます。公立校での人数制限はありません。

公立校への入学の場合は現地の市役所へ申し込みに行きます。私立校の場合は学校に直接電話を入れて申し込みの予約を入れます。
通常は学校長が入学手続きをしてくれますので事前に必ず予約を入れてから学校へ行きます。直接行っても受け付けて貰えませんので注意します。

公立校では学費はかかりませんが年度初めにいくらか納める事があります。金額は学校によって違います。
入学前に必要な学用品リストを学校側から渡されますので自身で買い揃えて、全てに子供の名前を書いて入学日に一式持参します。
フランスのランドセルは「カルタ-ブル」と呼ばれる布製の物が主流です。日本のランドセルとは違い卒業時まで使う事は不可能です。
毎年、買い替える人も居りますが通常は2年位の期間使用して買い替える人が多いです。大体が30ユ-ロから50ユ-ロ程度の物が一般的です。

通学は私服です。体操服なども学校既定の物はありませんのでジャ-ジやスエットなどの運動出来る洋服を購入しておくと良いです。
雨の日には傘での通学が「危険」として禁止されているので、雨に対応出来る雨合羽の様な上着が売られているので用意しておくと便利です。
小学校では親の送迎が入学時から卒業時まで義務付けられています。子供が1人で登下校する事はありません。働いている場合にはべビ-シッタ-に頼む事が通常です。

日本の様にPTA役員を決めるに当たり、じゃんけんやクジ引きなどは一切なく立候補制になっています。
意外にも積極的な保護者が多く、両親ともに参加する人が多いのが特徴です。学校行事も日本と違い非常に少なく授業参観なども一切有りません。
子供の学校での様子を見る為には積極的にPTA役員や学校でのお手伝いに参加する意外にはありません。

日本の小学校と違う点は、留年制度があります。現在は義務ではありませんが、クラスや学年において一定の学力を保つ為に留年を薦められる事もあります。
フランスの現地校にお子様を入れる場合には、フランス語が出来ない場合には数学年下のクラスから入学される事も可能です。

日本人のフランスでの子供の教育について

フランスで日本人の現地での子供の教育は、フランス語が話せない場合には非常に難しいです。
大きな子供ほど難しく、小さな子供は耳が良いせいもあり、フランス語を比較的容易に覚える事が出来る為に、それほど困難ではありません。

小学校高学年の日本人の子供は、フランス語が出来ないと1年生のクラスに入る事もあります。
現地の学校教育だけでは補えないので、学校が終わってから家庭教師を雇って勉強を見て貰ったりします。
フランスでは、学習塾がないので家で親が勉強を見てあげるのが一般的ですが、見れない場合にはフランス語の出来る日本人にお願いする事になります。

地域によっては日本人学校がある所もありますので、学費など高くなりますが現地校ではなく日本人学校に居れる方も多く居ます。
また、平日は現地の学校に入れて、水曜日の現地校のない日や土曜日などに日本人学校に補修として通わせる方々も多いです。
子供の場合には、日本語もしっかり教えていかないと、間違った日本語を覚えてしまう事もあります。

特に、フランス語と日本語では文法的に違うので、どちらもしっかり教育しないと正しい言葉が話せなくなってしまう事もあります。

習い事など通わせたがる親御さんも多いのですが、フランスでは学校が終わる時間が全ての学年が同時刻に終了する事と、勉強時間が長いので難しいです。
日本では高額な習い事でもあるバレエ教室や、乗馬などフランスでは安く教えて貰えるために人気が高いです。一般的に4歳児から習えるのも魅力だと思います。

全てフランス語ですので、最初のうちは慣れさせるためにも子供用の簡単なフランス語の学習機材を使う事も多くあります。
慣れない子供の場合には、学校から帰って来ると精神的に疲れてしまい、家に引きこもってゲ-ムや日本語のテレビ三昧で過ごす子供も居ます。
なるべく、自分と似た環境の友人を作り、情報交換をしつつ現地での教育をされていくと良いと思います。

学校でフランス語が追い付かない子供には、教師が補習授業をしてくれる事もありますので相談してみるのも一案です。

また、パリには大きな日本人会が存在します。各地にも現地在住の日本人が立ち上げている日本人会が多くあります。
日本のイベントごとを、日本が好きなフランス人と一緒に楽しんだり、文化教室を開いたりしていますので積極的に参加されると世界も広がります。
「エシャンジュ」と言って交換授業みたいなことをしている方も居るので、是非仲良くなって子供の教育に手を貸して頂きましょう。



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