フランスのボランティア団体パリソリデールによる「世代間交流」という同居人紹介システム

フランス国旗

フランスにはユニークな同居紹介システムがあります。
「パリソリデール」というフランスのボランティア団体による「世代間交流」というものです。
この団体が、独り暮らしの老人と住居を持てない若者をマッチングし、同居させるというシステムです。
2003年の夏にパリを襲った猛暑により独り暮らしの高齢者が大勢亡くなったことがきっかけになり、
独り暮らしの高齢者を無理なく支えられるシステムを、ということで始まったそうです。
簡単に説明すると、高齢者の家に若者が居候し、若者は一緒に過ごす時間や条件に合わせて家賃を一部から全額免除されます。
登録にはそれぞれ申し込み費用・年会費がかかり、同団体による厳しい審査を通過しなければなりません。

その後、若者の面接を行い、条件が合えば高齢者宅でマッチングを行います。
現在年間約800件のマッチングが成功しているそうです。
マッチングが成功した後、実際の同居生活が始まってからは、若者には1ヶ月毎にレポートの提出が義務付けられており、
同居の契約期間は10ヶ月毎に任意で更新されます。

このシステムに参加している若者のなかには交換留学生もいるそうで、世代間および異文化交流にもなっています。
高齢者対策の一部として参加しているという認識は必要ですが、若者側としてこのシステムを利用できたら
パリで生活していく上で一番のネックである家賃を軽減でき、パリでの生活をフォローしてもらえるかもしれません。



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