ドイツで現地大学に正規学生として入学するには

ドイツの大学はほぼ国立です。一番の特色は費用が安いこと。1セメスターにつき、基本的には事務手数料にかかる100ユーロほどが相場です。(2014年現在。州によって学費導入の是非に差があり、例えば最後まで学費導入を行っていたバイエルン州では1999年から2013年まで1セメスター500ユーロの学費がかかりました。現在はどの州でも学費制度は採用されていませんが、状況によっては再び導入されることも有り得ると思われます。)
さて、日本やアメリカに比べると破格の費用で学べるのがドイツの大学の最大の魅力ですが、外国人学生はドイツ語能力を証明するための試験(TestDaFまたはDSH)で基準を満たす必要があります。また、人気の学科は定員数を設けていたり、学科によっては簡単な適性試験のようなものがありますが、日本のようなセンター試験や入試の制度はありません。日本で大卒資格を取得済の場合は、必要書類(履歴書、大学卒業証明書、成績証明書)を揃え、必要に応じて志望動機の提出、適性試験の合格で入学することができます。
日本で高卒の場合でも、センター試験を受けていればその成績がドイツの大学入学資格(アビトゥア)として認められるようです。(ただし、希望の学科とセンター科目の一致など詳しい条件はケースバイケースで確認して下さい。)ドイツのアビトゥアに相当しないと判断された場合は、Studienkolleg(シュトゥーディエンコレーグ)と呼ばれる大学入学準備のための学校に1年間通います。
最近では、英語で講義を行うためドイツ語能力証明試験が必要のない学科や、適性試験の内容(難易度)も学科によって違いますので詳しい情報や条件は、必ず希望の大学・学科に直接確認してみましょう。
学士(バチェラー)は基本的に6セメスター(3年)、修士(マスター)は4セメスター(2年)です。ドイツでは、日本に比べて大学で学んだことを仕事に活かすという意識が非常に高いです。在学中もPraktikum(プラクティクム)と呼ばれる日本で言うインターンシップのような実地経験が必修であることが多く、卒業後は大学で学んだ分野に関係するフィールドで働く人がほとんどです。逆に、卒業学科と全く関係のないような職種に就職するのは難しくなります。



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