イギリスの休暇の過ごし方

仕事中毒と揶揄される日本社会よりも、イギリスでは長い休暇が取りやすいためか「休暇の為に仕事をする」と宣言する人がいるほど。しかし、物価高の割には年収が少ない人が多いこの国、週末や休日はあまりお金をかけずに過ごす人が多いようです。

もちろん、日本人観光客にも有名な名所・旧跡はたくさんありますが、皆が毎回そういうところに行っているわけではありません。イギリス人の休日の過ごし方第一位が「公園で寝そべる」だそうです。ロンドン街中でも緑豊かな公園がたくさんありますが、ちょっと郊外に出るとあっという間に田舎風景になってしまうイギリスでは、いたるところに公園があります。日照時間を補うように、太陽が顔を出すやいなや日光浴というのは赤ちゃんからお年寄りまで年齢を問わない現象です。家族や友人とピクニックやボール遊びを楽しむ光景は何百年も前から変わらないといいます。

公園だけでなく、気軽に海辺に出かける人も多くみられます。砂浜は少なくぺブルビーチ(小砂利の)や岩場が多く、海水浴が出来るほど海水温が上がる機会は少ないのですが、やはり、公園のように散歩をしたり日光浴をして過ごします。

そして、イギリスの習慣に「サンデーランチ」があります。家族や友人でローストの食事を日曜日の昼食時に食べます。産業革命時代に遡る習慣だそうです。サンデーロースト、サンデーディナーなどとも呼ばれローストした肉(ビーフだけでなく、チキン、ラム、ポークの時も)にジャガイモと野菜を付け合せたものです。昼にこのディーナーを食べると夕食は軽くという人も多いようです。パブやレストランでは、通常のメニューよりも安めに設定されている事も多く人気があります。

サンデーランチの後は腹ごなしに散歩というのも、とてもイギリスらしい日曜日の過ごし方です。散歩するのは川沿いだったり、ヒースやコモンといった緑地だったり、近所の何処でもいいのです。イギリスには穏やかな丘陵が広がっているため歩きやすいのです。ただし、イギリス田舎暮らしに長靴は必須アイテム。フードつきの上着(あまり傘を差さないので傘代わり)と長靴の出番は短い夏を除いてかなり頻繁です。

少しお金をかけた休日の場合、子供連れであればレジャーセンター、プール、遊園地や動物園、ガーデニングなどに興味があればナショナル・トラストやRHS(王室園芸協会)の庭園などを訪れるのも楽しいでしょう。入場料が掛かりますが、年に数回以上訪れるようであれば、それぞれの年間チケットなどを購入すると割安になります。

他には小さな村の名も知られていないようなアンティーク・ショップを覗いたり、それぞれの町や村で開かれている週末のファーマーズ・マーケットに行けば旬の食材、有機・無農薬の野菜などが手に入ります。



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