ベトナムでのアーティスト活動 ホーチミンのクラブの特徴

会社勤めのかたわら、インディーズで活動を続けているアーティストの方が、いざ海外転勤になったときに一番心配するのが
「現地でも何らかのアーティスト活動ができるのだろうか?」
という心配です。

やはり、いくら現地の気候や食べ物や文化が楽しくて仕方なくても、表現活動が一切できないとなると、どこかで物足りなさを感じてしまいます。

とはいえ、ベトナム、特にホーチミンは、インディーズのアーティストに優しい営業形態のお店がとても多いです。
そういったお店をうまく見つけられたら、はっきり言って日本でインディーズ活動するよりも、より良い環境で表現活動ができます。

ホーチミンでは、ライブハウス、バンドスタイルのシーンよりも、クラブ、アコースティックスタイルのほうが盛んなので、それらに絞って話をまとめたいと思います。

まず、日本のクラブとの違いとして大きいのは、チケットノルマを取らない店が主流であることです。

日本のクラブは、今でこそチケットノルマの値段も下がってきてますし、ノルマ無し、機材使用料のみという看板をひっさげてやっているライブハウスも多くなってきましたが、まだまだノルマ制の店が主流です。

ところが、ホーチミンにあるクラブのほとんどは、チケットノルマ無しは当たり前という、日本のミュージシャンの頭を悩ませるあのノルマ問題がないばかりか、出演者はドリンク無料とか、店舗の営業形態によってはフードを振る舞われることもあったりします。

日本のクラブですと、ハコを借り切ってイベントを主催するとなると、まず一定の場所代を支払って、集客や宣伝は全て自分がやる、というのがほとんどで、良心的な店でもノルマ数以上の人数を集客できたら、場所代からキャッシュバックという方式というくらいです。

ホーチミンの場合ですと
「その日のお店の売り上げを折半にするので頑張って集客してね」
という具合がほとんどで、日本のクラブみたいに小難しい精算をしないので、計算がラクなのも魅力的です。

それから、日本では集客人数でカウントするのが主流ですが、ホーチミンでは、お客さんが飲んだドリンク数でカウントするのが主流なので
「来るのは飲んべえのお客さんばっかだけど、人数集められなくて」
というミュージシャンの方からすると、非常にやりやすいシステムです。

と、まぁいいことづくめなベトナムのインディーズ活動事情なのですが、しいて欠点を上げるとするならば
「セクシーな表現に対してはすごく厳しい」
というところではないでしょうか?

日本のクラブ規制がいくら厳しくなったとは言っても、Tバックビキニの衣装程度では何も言われませんが、ベトナムでは店員に怒られます。

そこさえ気をつければ、むしろアーティストに対して寛容な土地なので、活動範囲は日本より広がりそうですよ。



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