ベトナムのお葬式の形式

日本人にとってお葬式というものは、悲しくて、静かで、しんみりするのが当たり前になっていますが、ベトナムのお葬式は、とにかく明るくて、ド派でで、正直悲しむヒマなんてどこにもありません。

日本のお葬式しか知らない人が、ベトナムのお葬式に遭遇したとき十中八九
「今日は何かのお祭りがあるの?」
と聞きます。

それくらい賑やかで、びっくりするほど明るいのです。

ベトナムの葬式の行い方はその地方によって様々で、同じ民族同士でも少し違った葬式を行うところもあり、その地方に代々残る土着の信仰から受け継がれた葬式を主なものとして行なうところもあるようです。

南部ではだいたいどこも楽器隊が音楽を延々と奏でて、そこにさらに踊りや歌の人たちが入ることもあって、飲めや歌えやの大騒ぎで、夜通しドンチャン騒ぎです。

4つ打ちのトランスっぽいリズムの低音を太鼓で打ち出しながら音楽を奏でている人たちもいれば、ブルースっぽいメロディーの、ゆったりした伝統音楽を奏でている人たちもいて、これは宗派によって、形式によって奏でる音楽がことなってくるのではないでしょうか?

ベトナムに54ある民族のそれぞれが、葬式の行い方も異なると言われているのですが、ホーチミン市内で見かけたお葬式の服はぜんぶ白装束に白鉢巻の姿でした。

遺族の死を悲しむのではなく

「来世への旅立ちを祝う」
という輪廻転生の思想がごく当たり前に息づいていて、新しい門出を祝うという思いに満ちあふれています。



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